
長時間の運転って、どうしてこんなに疲れるんだろう…
そんな風に思ったことはありませんか?
僕は普段から長時間運転しているトラックドライバーで毎日何百kmも走ります。
でも実は工夫次第で長時間の運転でも驚くほど疲れにくくすることができるんです。
この記事では、10年以上トラックドライバーとして働いてきた僕が実践している「疲れにくい運転のコツ」や「体の負担を減らす便利グッズ」を紹介します。

プロ向けの話だけじゃなく、これからレジャーや旅行で長距離ドライブをする人にも役立つ内容なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
長時間運転が疲れる理由とは?
「運転するだけで、なんでこんなに疲れるんだろう?」
実はこの“なんとなくの疲れ”には、いくつかの原因があります。
✅ 姿勢を長時間キープし続ける負担
同じ姿勢で座り続けることで血流が悪くなり、腰や首・肩に負担がかかります。
プロでも座りっぱなしはキツいものです。
✅ 集中力の消耗
運転中は常に周囲に注意を払う必要がありますよね。
景色を見ているだけに見えて、実は頭の中はフル回転しているんです。
長時間運転でボーっとしてくる原因はこの”脳の疲労”から来る集中力の低下です。
✅ 車内の環境や装備
冷暖房、座席の硬さ、視界の明るさなど、車内環境のちょっとした差が疲れに直結することもあります。
現役トラックドライバーがやっている長時間運転のコツ7つ
ここからは、僕が日々の運行で実際にやっている「疲れにくい運転のコツ」を紹介します。
① 1〜2時間ごとに必ず軽く体を動かす
長時間ノンストップで運転するのはNGです。
僕は最低でも2時間ごとに休憩を取って、外に出て腕や脚を伸ばすようにしています。
これだけで体のダルさが全然違います。
② 運転前と休憩中に軽いストレッチをする
肩を回す、ふくらはぎを伸ばす、背中を反らす…
ほんの1〜2分でできる簡単なストレッチで、血流が良くなって体がシャキッとします。
適当にブラブラとに手足を動かすだけでも効果があります。
③ 水分はこまめに。あえてトイレ休憩をつくる
脱水は疲労の元。
水分を取ることで体調管理ができるだけじゃなく、“トイレに行くための休憩”という強制ブレーキにもなります。
これは結構大事なんですよ。
④ 眠くなったら潔く仮眠を取る
「あとちょっとで目的地だから」と無理するのは危険。
10~20分の仮眠がおすすめ。仮眠後は頭がスッキリして安全運転に戻れます。
コーヒー等のカフェインを摂取してから仮眠を取ると尚効果的です。
⑤ 窓を少し開けたり、冷房で刺激を入れる
単調な空気だと眠くなりやすいので、
「少し外気を入れる」「冷房を一瞬強めに入れる」など、刺激を与えて眠気を吹き飛ばすテクニックを使います。
⑥ 座り方を意識する(骨盤を立てる)
猫背や前かがみはNG。
僕はクッションを活用して、骨盤が立つ姿勢で座るようにしてます。
疲れ具合にかなり差が出ますよ。やはり”正しい姿勢”が1番疲れにくいです。
⑦ 音楽や音声は“リズムと変化”を意識
単調な音楽や静かなBGMは逆に眠気を誘います。
「テンポのある音楽」や「ラジオ・音声配信」など、変化のある音が眠気防止に役立ちます。
実際に使っている!疲労を減らすおすすめグッズ7選
ここからは、僕が実際に使っている、または同僚ドライバーたちが愛用している疲れにくくなる便利グッズを紹介します。
① 低反発クッション(腰痛対策)
長時間座っても腰が痛くなりにくい。
僕は腰クッション+座面クッションの2段構えにしてます。
② ネックピロー(仮眠用)
首こり予防に効果的。
仮眠時に枕がわりにもなります。
③ 着圧ソックス
足のむくみがなくなり、長距離後のダルさが減少。
これはプロにもファンが多いアイテムです。
④ カフェイン入りタブレット
僕は休憩後の出発前に1粒なめて、頭をスッキリさせています。
眠気対策にも◎
※カフェインの過剰摂取にご注意ください!
⑤ ハンディマッサージャー
サービスエリアで5分間使うだけで、肩も腰もだいぶ楽になります。
バッテリー式で軽いものが使いやすい。
⑥ クールシート
特に夏場は重宝します。
貼ると頭がスッと冷えて、眠気が吹き飛ぶ感じがあります。
⑦ 偏光サングラス
直射日光や西日の眩しさを軽減。
目が疲れにくくなるので、夕方の運転でも視界がクリアになります。
それでも疲れるときは?プロが実践している疲労回復の習慣
疲労は運転中だけじゃなく、運転後にどう回復するかも大切です。
僕が実践しているのは:
- 帰宅後は必ずお風呂で温まる(湯船に浸かる)
- 就寝前は軽くストレッチをしてから寝る
- ストレッチの後数分間クッション等で足を少し上げ横になる(むくみ対策)
- スマホは寝る1時間前には見ない(脳を休める)
- なるべく部屋を真っ暗にして寝る
この5つだけでも、翌朝の疲れの抜け方が変わります。
【まとめ】
- 長時間運転は、工夫次第で驚くほどラクになります
- 大事なのは、「意識・休憩・グッズ」の3本柱
- プロの僕でも、今も試行錯誤しながらベストを更新し続けています
レジャー前の準備として、そして日々の運転の負担軽減のためにも、
「何かひとつでも試してみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです😊

僕自身も「運転は疲れて当たり前」と思っていた時期がありました。
でも、今ではちゃんと対策すればちゃんと楽になると実感しています。
自分の体を守るためにも、家族との時間を元気に過ごすためにも、
ぜひ今回紹介したコツやグッズを活用して、快適なドライブを楽しんでくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
またお会いしましょう!ご安全に!
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