トラック運転手ってどこで寝るの?風呂は?長距離運転手の生活を解説

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意外と知られていない【長距離運転手の生活】

「トラック運転手ってどこで寝てるの?」「風呂ってどうしてるんだろう?」
そんな疑問、持ったことありませんか?

トラックの運転席で座ったまま仮眠…なんてイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実は意外と工夫されていて快適な環境で生活しているんです。

今回は現役トラックドライバーの僕が、長距離運転手のリアルな生活についてご紹介します!
これから運転手を目指している方も、ちょっと興味があるだけの方も、ぜひ読んでみてくださいね。

僕は長距離運行は好きで、長時間運転が苦にならない方にはおすすめしている仕事です!


トラック運転手はどこで寝ているの?

中型以上のトラックはベッドスペースがある

中型トラック以上になると、運転席のすぐ後ろにベッドスペース(寝台)が備え付けられています。
ちゃんと足を伸ばしてしっかり横になれる作りになっているんですよ。

シートを倒して寝るのではなく、ちゃんと寝る専用のスペースがあるというのは嬉しいポイント。
長距離運転で疲れた体をしっかり休めることができます。

運転席の上部に寝台スペースがあるトラックも

トラックの中には、運転席の上部に寝台スペースがあるタイプもあります。
頭上に広めのスペースが確保されていて、そこにベッドが設置されているんです。

ちょっとした秘密基地感があって、このタイプが好きなドライバーも多いですね。
上に上がって寝るので、自分だけの空間がより感じられます。

このタイプのトラックは外観が個人的にはあまり好きではありませんが…(笑)

ひとりの空間が好きな人には意外と快適

このベッドスペースで過ごす時間、実はけっこう快適なんです。

  • 自分の好きな音楽を流す
  • 読書やスマホやタブレットを楽しむ
  • LEDライトで好きな明かりにする
  • パソコンやタブレットで副業に励む

まるで移動する自分だけのマイルーム
「ひとりの時間が好き」という人にはかなり居心地が良い空間になりますよ。

今も寝台でこの記事を書いていますよ(^^)


トラック運転手の風呂事情は?

大型トラックが入れるガソリンスタンドのシャワールーム

長距離を走ったあとにはやっぱりお風呂に入りたいもの。

実は大型トラックが入れるような大きなガソリンスタンドには、ドライバー専用のシャワールームが用意されているところがあります。
ENEOSや出光など、ほとんどのスタンドが無料で使えます。

タオルやシャンプー類は持参する必要がありますが、設備はしっかりしているので、汗を流してさっぱりできますよ。

サービスエリアのコインシャワー

最近では高速道路のサービスエリア(SA)にコインシャワーが設置されているところも増えてきました。

料金は200〜300円程度/10分くらい。
時間を延長できるタイプもあります。

予約なしで使えるので、「今ちょっと汗を流したいな」という時にもとても便利。
SAによっては最新設備のとてもキレイなシャワールームもありますよ。

ちなみに「お金を入れてから10分」ではなく「お湯が出ている時間が合計10分」なので、こまめにお湯を止めれば全身しっかり洗えますよ!

サービスエリア・道の駅の隣接温泉施設

さらに、サービスエリアや道の駅に隣接して温泉施設がある場所も意外と多いんです。

  • 大型トラックが停められる駐車場完備
  • 露天風呂付きの温泉が楽しめる
  • 休憩スペースや仮眠室がある施設も

やはり疲労回復には湯船に浸かるのが非常に効果的ですからね、「今日は1日の疲れを温泉でしっかり癒そう」と決めて贅沢な日にするのも、長距離ドライバーならではの楽しみ方です。

こういう日があると、また次の日も頑張ろうって気持ちになりますよ。


トラック運転手の食事事情

サービスエリアやコンビニ利用が基本

食事はサービスエリアやコンビニが基本になります。

  • 24時間営業
  • 手軽に購入
  • 大型トラックも停めやすい

時間に余裕がない時や深夜帯の運行の時は、こういったスポットがとても重宝します。

大型車OKのラーメン屋・定食屋もけっこうある

少し時間がある時は、大型車が停められるラーメン屋や定食屋を探して食事を楽しむのも一つの楽しみ。

おすすめは「ラーメン山岡家」

初めて入った時は独特の匂いに「うっ…」と思うかもしれません。
でも、食べてみるとそのパンチの効いたラーメンがクセになるんです。(あとあのずっと流れているBGMも…笑)

疲れた体にガツンとくる一杯。リピートするドライバーも多いんですよ。

山岡家に通いすぎて太ったドライバーもいるくらいです

自分のお気に入り食事スポット探しも楽しみ

実は自分のお気に入りの食事スポットを見つけていくのも、トラックドライバーの醍醐味のひとつ。

  • 地元ならではの定食屋
  • 駐車場が広い穴場のラーメン店
  • ボリューム満点の唐揚げ定食屋

情報はドライバー仲間との口コミやSNSなどから仕入れることが多いです。

こうして少しずつ自分だけの食の地図を作っていけるのも、この仕事の楽しさなんですよね。


まとめ|長距離運転手の生活は意外と楽しい!

「長距離運転手って大変そう」「寝る場所や風呂ってどうしてるんだろう」
そんな風に思っていた方も多いかもしれません。

でも実際は、工夫次第でけっこう快適な生活ができるんです。

  • 移動するマイルームで寝る
  • サービスエリアや温泉でリフレッシュ
  • 自分だけの食事スポット探し

そして何より、全国さまざまな場所に行けるという魅力もあります。

時代のせいか最近は長距離運行から撤退している会社も増えて来ましたが、僕としては人生で1年だけでも長距離運転手をやってみるのはすごく良い経験になると思っています。
普段なかなか味わえない世界を体験できるし、自分の成長にもつながりますよ。

僕も昔は全国飛び回っていたのですが、今は子どもも小さいですしほぼ毎日家に帰れる会社にいるため長距離運行はしていませんが、今でも「たまにはもう1回長距離運行やりたいな~」って思うくらい長距離運行は好きな仕事です。

もしこの記事を読んで「ちょっと面白そう」と思ったら、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
またお会いしましょう!

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ひろかず

ひろかず/トラックドライバー歴13年/現在大型トレーラー運転手&新人教育担当
未経験からトラック業界に飛び込み、現在は大型トレーラー運転手として勤務中。
これまでに延べ10名以上の新人ドライバー教育にも従事。
現場のリアルな情報や経験をもとに、初心者に寄り添ったブログ運営を心がけています。

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