これからの時代、生活に困る前に手に職をつけておこう
物価は上がり続けているのに給料はなかなか上がらない。終身雇用も崩壊し、いつリストラされるか分からない時代になりました。そんな不安定な現代だからこそ、生活が困窮してしまう前に手に職をつけておく必要があります。
でも、特に高学歴でもないし、難しい資格を持っているわけでもない。そんな人におすすめしたいのが「トラックドライバー」という仕事です。
僕自身、中卒で普通免許1枚しか持っていない状態からスタートし、今では大型トレーラー運転手として働き家族を養っています。
決して裕福ではありませんが、貧しくもない普通の生活を送ることができています。
トラックドライバーになるための戦略的ステップ
まずは準中型免許から始めよう
多少お金はかかりますが、まずは準中型免許を取得して2トントラックの仕事から始めることをおすすめします。その後、中型免許で4トントラック、大型免許で大型トラックと段階的にステップアップしていけばいいのです。
ここでなるべく自腹を切る金額を安く抑える方法をお教えします。最初は自腹で準中型免許だけ取って、中型免許や大型免許は会社で取らせてくれるところを探すのです。そうすれば自腹を切る額を最小限に抑えることができます。
トラック免許取得費用の目安
免許種類 | 運転可能車両 | 取得費用 (普通MT免許所持の場合) | 教習期間(目安) | 主な条件 |
---|---|---|---|---|
準中型免許 | 2トントラック (車両総重量7.5t未満) | 15万円~25万円 | 2~3週間 | 18歳以上 |
中型免許 | 4トントラック (車両総重量11t未満) | 20万円~30万円 | 2~4週間 | 普通or準中型免許取得から2年経過後 |
大型免許 | 大型トラック (車両総重量11t以上) | 約40万円 | 3~4週間 | 普通or準中or中型免許取得から3年経過後 |
自己負担を最小限にする戦略
- 準中型免許のみ自腹で取得
- 中型・大型免許は会社負担で取得
- 免許取得支援制度のある会社を選ぶ
- 入社後に会社費用で取得
- 一定期間の勤務が条件となる場合が多い
(もしかしたら準中も会社で取らせてくれる所もあるかも…✨)
地域による費用差
- 都市部:25万円~35万円(高め)
- 地方:15万円~25万円(安め)
- 合宿免許:宿泊費込みで20万円~30万円
合宿免許がおすすめ!
費用面でのメリット
合宿免許は宿泊費・食事代込みでも通学より安く済むことが多く、特に地方の合宿免許なら20万円前後で準中型免許が取得できます。都市部の通学と比べて5万円以上安くなる場合もあります。
短期集中で確実に取得
通学だと仕事の都合で教習が延び延びになりがちですが、合宿なら2〜3週間の短期集中で確実に免許を取得できます。だらだらと長期間通うより、集中して一気に終わらせる方が効率的です。
将来への投資と小旅行を兼ねて
これは「将来の安定した仕事のための投資」と「ちょっとした旅行」を兼ねた一石二鳥の体験です。知らない土地で新しいスキルを身につけ、地元の美味しい料理を楽しむ。そう考えると決して高い買い物ではありません。
免許が手に入る旅行と考えれば楽しめるかもしれませんね。
普段の生活から離れて新しい環境で学ぶことで、気持ちも新たに「人生を変える第一歩」として免許取得に臨めるでしょう。
↓合宿免許が気になる方はこちらからどうぞ!

注意事項
- 法令の改正により免許の種類・費用・取得条件等がいきなり変わる事があります
- 費用は教習所により異なります
- 追加教習が必要な場合は別途費用がかかります
- 免許取得支援制度の詳細は各会社にお問い合わせください
「1年継続」があなたの人生を変える
特に重要なのは、とりあえず1年だけでも続けてみることです。たった1年でいいんです。
なぜなら「トラック運転手の仕事を1年以上やっていた」という経歴が手に入れば、人手不足のこの業界では、もうあなたは引く手あまたの貴重な人材になれるからです。つまり、手に職をつけた状態になるのです。
そうなれば、その後違う職種に就いたとしても、何かあってもトラック運転手として働けるという安心感を持てます。仕事に困る心配がなくなるんです。
「トラックドライバーはやめとけ」という声について
よく「トラックドライバーはやめとけ」という声を聞きます。
でも考えてみてください。飲食業で働く人は「飲食業はやめとけ」と言うし、建設業で働く人は「建設業はやめとけ」と言います。
つまり、どんな仕事だって面倒なことや辛いことはあるから仕方ないんです。これは当たり前のことなんです。
仕事とは「誰かがやりたくないことの代行」
そもそも仕事というのは「誰かがやりたくないことを代わりにやってあげること」だと思います。
美味しいものを食べたいけど自分で作って片付けまでするのは面倒だから飲食業が存在し、便利なものが欲しいけど自分で作るのは面倒だから製造業が存在し、いろいろ欲しいけど遠くの町まで自分で取りに行くのは嫌だから運送業が存在するのです。
つまり、どんな仕事も「誰かがお金を払ってでもやりたくないこと」だから、仕事が辛くて面倒なのは大前提なんです。
トラックドライバーの実際の働き方
相対的には楽な仕事だと思う
それに比べれば、トラックドライバーももちろん大変なこともたくさんありますが、労働時間のほとんどをエアコンの効いた車内で一人で運転しているだけです。僕は気楽で楽な仕事の方だと思っています。
僕も昔建設業で働いていたことがありますが、トラックドライバーの方が断然楽です。炎天下や厳寒の中での肉体労働と比べれば、車内で音楽やラジオを聞きながら運転している時間が大半のトラック運転手は、本当に恵まれていると感じます。
こういう事言うと「お前は楽な運行ばかりやっていてトラックドライバーの本当の大変さを知らないんだ!!」って言われそうですが、一応元ドブラック運送会社の企業戦士です(笑)
それでも相対的には楽な仕事だと思っています。
僕の実体験:中卒からの成長ストーリー
スタート地点は普通免許1枚だけ
僕自身の話をさせてください。学歴は中卒で、持っていたのは普通免許とバイクの免許だけでした。
特別なスキルも資格もない、本当にゼロからのスタートでした。
ですが今では大型トレーラーを操っています。
そして現在田舎ではありますが、マイホームと車2台を保有し、妻と子供と一緒に普通の生活を送っています。外食だって行けるし貯金も出来ています。
決して裕福な金持ちになれる仕事ではありませんが、貧しくない普通の生活は十分に実現できています。
この「普通の生活」って、実はとても価値のあることだと思うんです。高級車に乗って豪邸に住むような生活は望めませんが、家族と一緒に笑って過ごせる日常、それを支えられる収入は確実に得ることができます。
トラックドライバーという選択肢を考えてみませんか
人生のセーフティネットとして
トラック運転手の経験があればたとえ他の職種に就いたとしても、何かあったときには必ずこの業界に戻ってこられます。これは本当に心強いセーフティネットになります。
仕事に困らない人生を送れるという安心感は、お金では買えない価値があります。
こんな人におすすめしたい
裕福な金持ちになりたいという人には向かないかもしれません。でも「貧しくない普通の生活」を幸せと思える方には、ぜひトラックドライバーという選択肢も考えてみてほしいのです。
特別な学歴も資格も必要ありません。必要なのは、1年間続けるという意志だけです。その1年が、あなたの人生に大きな安心をもたらしてくれるはずです。
これからの不安定な時代を生き抜くために、トラックドライバーという職を検討してみてはいかがでしょうか。
さいごに
ここまでお付き合い頂きありがとうございます。
この記事を読んでトラック運転手と言う仕事に少しでも興味を持って頂けたら幸いです。
このブログでは運送業界が全くの未経験の方でも安心して運送業界に挑戦していただけるよう、トラックドライバーに関する様々な記事を掲載しております。
良かったら他の記事もご覧ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
またお会いしましょう!



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